TRAIN SUITE 四季島 乗車記 NO4 [TRAIN SUITE 四季島]
さて最終日です。
楽しかった旅も最終日を迎えました。
天気予報では、あいにくの雨模様となりそうです。
起床は、4時半です~~~~。いくら年取って早く目覚めるといっても少々早すぎます~。
5時に鶴岡駅に到着です。おお~、この早い時間に大勢のお迎えの方々。ご苦労様です。
大勢の人に出迎えられて、眠気も吹っ飛びます~。
ホームの改札口付近で、庄内武者隊の演武があります。
初めは、何かな~っと、思っていたのですが、熱演にびっくりしました~。結構本格的です~。
雨の中の四季島の淡い色が生えます~。
四季島の入り口の上のマーク。最終日に初めて気づきました~。
雨の中バスで移動して、クラゲの水族館で有名な「加茂水族館」に到着です。海辺の小さな漁村の中にあるって感じて、外観は、豪雨のため写真は撮れません~。
まだ開館前ですので、我々だけです~。時刻は、6時過ぎです~。水族館の方々朝早くスミマセン。
係員の説明の中、館内を見て廻ります~。
神秘的なクラゲ、、、。
おや?見たことのある絵が、、、。おお~「さかなくん」の絵です~。彼の絵はとってもかわいいですね。
クラゲの養殖をしているケースです。幼生から始まって最後の成体のなるまでにはかなり数は減るみたいです。生命の営みですね。
有名な、くらげ大水槽です~。凄い数です~。こうしてみると綺麗なのですが、海水浴場で出くわすと、「うわ~~~~。くらげ~~~。」と叫びますよね。不思議なものです~。
ここにも「さかなくん」の絵。
一通り見物も終わり、駅に戻ります。四季島が待っています。雨はかなり強くなっています。
列車に戻ると朝食です。
今日は何かな?
目覚めをすっきりさせる庄内柿酢と視界が良くなる黄色パプリカのオレンジ味のジュース。これは、かなりすっぱかったです~。ほんと目が覚めます~。
四季島の為に配合した山形フルーツジャム。やさしい味でした。
オーガニック庄内野菜のバーニャカウダーです。しょっつるのバーニャカウダー。
この列車の食事で、唯一私の好みでなかったのが、このお料理というか、サラダです~。
しょっつるは、大好きなのに、バーニャカウダーになると、なぜこんなに癖があるのか、、、。
ほとんど食べれませんでした~。ただし、ほかの女性方には、好評のようです。我が家の味ではないということだけです。
また、メインは、季節の庄内浜の地魚のスペシャリテと山形牛の2日間調理となんちゃってベルネーズ。これはとてもおいしくいただきました~。
パンも美味しくいただきました~。ジャムとの相性も良かったです。もちろんパンも焼きたての様です~。
列車は、新潟の海岸線を豪雨の中走っています~。
有名な海岸線だそうです。私は初めて知りましたが、岩が点在してます~。
デザートの、鳥海ヨーグルトとだたちゃ豆のロールケーキ。しっとりとしたスポンジが何とも言えません。
しばし列車の自室に戻りました~。瑞風同様、iパッドがあり、とても重宝しました。
この室内とももうすぐお別れです。何となく物寂しいです~。
蒸気機関車が。
C62かな?動輪が3つみたいでしたが、、、。定かではありません。
そうこうしているうちに新津駅に到着。小さな駅長さんもお出迎え。雨の中ありがとうございます。
あ、このSLか、、、。納得です~。
駅員さんも総出でお出迎えです。ご苦労様です。
雨はまだやみません。私たちは傘の用意はしていません。みな四季島で用意してくれています。
バスで、玉川堂に到着。
銅食器を、金槌で、たたき出して制作しているお店です。
大きな花瓶も。
お値段を見て、お~~~~。手が出ません。
大きさでなく、作業工程で値段が違います。
いい感じのお庭です~。
作業場です。すべて手作りfだそうです。女性職人も多数いらっしゃいました。
解説をしてくれた方です。
有形文化財の建物です。
今ではもうこの色は出ないそうです。いつもは蔵に入っているのだそうです。
運転手さんはずーっとバスで待機です。お疲れ様です~。
さて、いよいよ旅も最終段階です。列車内の食事もこれが最後です。新潟のお寿司屋さんが握るお寿司です~。鮨割烹丸伊の大将の握りです。
なかなかこったお寿司です。中トロ、鱚昆布ジメ、南蛮海老、ノドグロ、フグ白子、西ばい貝。どれも美味。
もう一皿あったのですが、写真の撮り忘れです~。悲し。
雲丹、いくら醤油漬、〆鯵、ハチメ、筍手こね寿司、そして南蛮海老の味噌汁でした。
ここのお寿司は、とっても美味しモノでした。満足です~。
旅も終わりに近づき、何となく寂しいような、、、。
そうこうしていると、高崎駅に到着です~。
大勢の方々。終点が近づき、人もたくさんです~。
そして、我々に見せるために、車庫から出てきたSL。
C61。ん~?C62(貴婦人と言われたシロクニ)は、良く知っていますが、61は、、、。無知で知りませんでした~。
昔のイメージからは程遠いくらいきれいな車体です。私たちが子供のころ乗っていたSLは、もっとすすけていて、汚かったです~。石炭のにおいも少ないです~。
四季島の到着に合わせて、朝早くから、ボイラーに火を入れて、準備してくれています~。ご苦労様です。運転席は灼熱地獄のはずです~。
近代的な四季島とSL、なんとも対照的な風景です。
さあもうすぐ旅も終わります。最後の記念撮影。
高崎駅を出発です。もう終点まで泊まりません。
みなさんでお見送り。ありがとうございました。
もう関東に入っているので、線路も快適です。線路も多数見えます。北海道の単線が懐かしいです~。
展望車もこれでお別れです。
上野到着は、定時の17時ころでした~。とっても楽しい4日間でした。到着して、再び四季島の専用待合室にて、旅の写真の鑑賞会を全員で大きなスクリーンで見た後、三々五々解散となりました。少々解散は、出発と違って、寂しさの残る、解散となりました。もう少し余韻があってもよいような気もしましたが、これもまた演出なのかなと、、、、。われわれは、北陸新幹線に乗車のため帰路に就きました。4日間の疲れもなく無事に帰宅しました。
このバッチ大切に保管してます~。ほかに使うこともないのですが、、、、。
最後に、日光東照宮のお土産です。参拝者全員にこの旅から配布が決まった金杯です。
24Kpt(金メッキ)の代物です。妻君と2ついただけたので、我が家の家宝になりそうです~。
3泊4日の列車旅。金額も当選倍率も、縁がないものと思っていましたが、瑞風に続き旅できたことは、本当に幸せだと思っています。旅全体の感想は、非日常の旅は、本当に満足のいくものでした。
旅館等の問題や、食事に関しては、人それぞれ好みがありますので、一概には判定できません。
世の中の人は、某タイヤメーカーのガイドブックを参考に食事を選んでいらっしゃる方の数多くいらっしゃるみたいですが、これもどんなものか、、、、。人それぞれ味覚が違いますし、、、、、です。
でも、四季島や瑞風で旅行してみて、やっぱり日本はいいな~。率直な感想です。豪華列車の旅と言いますが、ただお金がかかっているのではなく、人の思いやりがすごく感じられる旅でした。
人生も終盤にかかった私にとって、いい思い出になりました。また機会があれば乗ってみたい列車です。今回の旅は、,タッチさんのサプライズお見送りから始まり、なんとも言えない時間を過ごすことになり、とっても有意義な4日間でした。
そして、ご報告。今年2月出発のななつ星が、キャンセルとなったのですが、なんと、JR九州から、10月に出発のななつ星に、当選したとの連絡がありました~。ビックリ。そしてラッキー。
ちょうど台風の季節ですが、なにとぞ今度はいけますようにと今からお祈りしてます。
4日間の非日常は、私にとってとっても有意義な日になりました。JRのスタッフさんの努力に感謝しております。いくら仕事とはいえ、あれだけの気配りは、なかなかできるものではありません。色々なお客もいることですし。本当にご苦労様でした。
高額な旅ではありますが、一度は経験して損はないと思います。
長々とご覧いただき、ありがとうございました。