さていよいよお食事です~。
旧館BFに「サヴール」。新館BFに日本料理「楽味」があります。廊下の突き当り右が日本料理レストランです。手前が「サヴール」です。
地下のサヴ-ルで頂きます。「ベルナール・ロワゾー・オガニザッション」と提携したレストラン。」と銘打っています。ベルナールって、そんなに有名な方なのですか?無知な私にはわかりませんでした。
水のフランス料理とは、どんなものなのでしょう。お洒落なメニューが待っています~。
外は雪~。蝋燭もあり、いい感じです~。今回のお酒は、シャブリ。一番安かった~。(#^.^#)
立派なお皿が並んでいます~。以前のものでは、ありません。
全てのお皿がベルナールと書いてあります。
前菜は、メヒカリ・カワハギ・小粒ムール貝・グジェール。一口サイズで縦置き。どれも美味。
栗のヴァルテとパルメザンチーズ。メートルが、「白い泡が消える前にお召し上がりください。」とのこと。
この泡立てたソースが水のフランス料理なのかな~?
寒ブリのコンフィと地場産のブロッコリーのパレット仕立て呉羽の西洋ワサビ。この西洋わさびも泡状になっています。
米粉入りの自家製パン。これは、今まで食べたここのパンの中で一番美味。もちもちです~。バターは、左が海藻入りバター、右が、無塩バターです。無塩の方がおいしかったです。
フォアグラキューブに冨有柿とリンゴを添えて、蜂蜜のぱりぱりアクセント。フォアグラは、葉っぱに隠れてます~。濃厚な味わいです。葉っぱの上にも泡が。
真牡蛎と燻製ベーコン、クレソンと姫しいたけ、鴨肉と黄色ワインのジュレ。牡蠣のソースが何とも美味。
北海道産帆立貝柱、天然茸。ここにも、白い泡が。厚みのあるホタテが何とも美味しいです~。
やはり、この白い泡が,新しい。単なるメレンゲとも違う、優しい味がします~。
2個目のパンは、香辛料たっぷりのパンです~。
甘鯛の黒トリュフ載せ。甘鯛の鱗がパリパリでとってもおいしかった。今までトリュフは、数多く食べましたが、こんなに味の濃いものは、初めてでした~。「トリュフって、こんな味なんだ~。」て、初めて思いました~。
トリュフって、香りだけだと思っていた自分です。
ブリュターニュ産オマール海老、香ばしいカリフラワーの衣で。この衣が何とも言えず美味しいのです~。焦げ臭くもなく、本当にカリフラワ~?と、思うくらい香ばしくって美味。
3個目のパンです~。フランスパンのようですが、ちょっと違うような、、、。
メインのお肉は、それぞれチョイスできます~。妻君は、鴨のローストです。鴨の油が何とも言えません。美味。
私は、大好物の鹿肉のロースト。さっぱりの鹿肉に濃厚なソースが美味。
フロマージュ。一口のチーズでした。もうちょっとほしかった~。
シャンパーニュロゼのグラニテ。
デザートも4つの中からチョイスします。妻君は、「砂漠の薔薇」をイメージした、チョコレート菓子。「バラを崩してお召し上がりください。」とメートルさん。
壊すとこんな感じです~。ちょっと悲惨です~。(~_~;)
私は、雪をイメージした、ホワイトクリームのお菓子。甘くてクリーミーで美味です~。
ほかにも、別皿で焼き菓子が出ました~。ただし、以前のような、たくさんの中からのチョイスのほうが良いと思いました~。少々愛想もないです~。ちょっと小さいです~。(>_<)
最後にコーヒをいただきました。エスプレッソです。ほかには,紅茶やハーブティなどが選べます。
朝食は、タジン鍋と白木のお重が配膳されていました。以前は、洋食か和食をチェックイン時に選ぶシステムでしたが、変わっていました。メートルさん曰く、「色々と試行錯誤の結果このように和洋を取り混ぜたものに、変わりました。一度お試しください。」との事でした~。
壱の重には、洋食。蒸し鶏、クロワッサン(生ハム入り)、ミートボール、卵サラダ、などなどです。
弐の重には、和食。ごまあえ、出汁巻き、イワシの甘露煮、お浸し、卯の花、ちりめん、などなどです。
他には、お漬物各種、梅干し、海苔、ご飯などです。
タジン鍋の中は、豆乳鍋でした。お豆腐、豚肉、野菜が入っていました。豆乳は、あまり得意な方ではありませんが、臭みもなく食べることが出来ました。
お味噌汁には、卯の花が入っていました。アツアツが出てきました。
最後にコーヒーが出ておしまいです~。ちょっと飲んでしまいました~。( ^^) _U~~
お料理は、全体的に想像通り、あっさりとした感じです。以前のような濃厚感がありません。量も少々不足気味。通常コースは、13.000円ですが、今回は、19.000円にアップしているにもかかわらず、この量です。
息子を連れて来たら通常コースでは、絶対物足りません。ここのフォワグラソテーが大好きだった私にとって、フォアグラキューブでは、少々物足りませんでした。
これが今流行のフランス料理なのでしょうが、私には、少々物足りない印象です。以前のお料理が気に入っていましたので、この変化には少々困惑したのが正直な印象です。今回は、ランクアップしていたので、これだけの品数があったのでしょう。今まで食べていた通常コースなら、品数は確実に減ることでしょう。そう考えると、少々割高な感じは、否めません。
総評:時代の変化なのでしょうか。今までとは、施設面では、ほとんど変化はありませんが、サービス面が大きく変わったように思います。メンバーズ制の有料化と、お料理の大きな変化です。
以前この旅館は、前のフランス料理の味で、常連客を集めたものでしたが、お料理だけでは、ユーザーの希望には応えられなくなったのでしょうか。なんとなくさみしい。
新しいお料理は、決してまずい訳ではありません。むしろ、洗練されていて、今の流行のフレンチなのでしょう。ただ、料金と満足感に、隔たりがあるように思います。
多少高価でも、満足感と満腹感があれば、私は高いとは思いません。美味しいけど物足りないというのが正直な感想です。
今回は、大変お得なプランでしたので、コスパも悪くありません。しかし、正規の宿泊料金で考えると、お料理がワンランク下がって、この価格になると、コスパはかなり悪いものになります。
以前は、平日でもかなりの予約があった宿です。現状は、かなり厳しいと言わざるを得ません。
再訪があるかと尋ねられると、少々考えさせていただきたいと言わざるを得ません。これは好みの問題です。やはり私は、少々こってりとした、昔のスタイルのフランス料理が好きなのでしょう。
決して悪い宿ではないし、設備もスタッフも悪くないです。でも、お値段と比例しているかどうかは評価の分かれるところだと思います。身近な行きつけ宿ですので、何とか頑張っていただきたいのが、正直な感想です。
ご訪問ありがとうございました。
次回は、行きつけの和食料理屋「椀」さんをご紹介いたします。
旧館BFに「サヴール」。新館BFに日本料理「楽味」があります。廊下の突き当り右が日本料理レストランです。手前が「サヴール」です。
地下のサヴ-ルで頂きます。「ベルナール・ロワゾー・オガニザッション」と提携したレストラン。」と銘打っています。ベルナールって、そんなに有名な方なのですか?無知な私にはわかりませんでした。
水のフランス料理とは、どんなものなのでしょう。お洒落なメニューが待っています~。
外は雪~。蝋燭もあり、いい感じです~。今回のお酒は、シャブリ。一番安かった~。(#^.^#)
立派なお皿が並んでいます~。以前のものでは、ありません。
全てのお皿がベルナールと書いてあります。
前菜は、メヒカリ・カワハギ・小粒ムール貝・グジェール。一口サイズで縦置き。どれも美味。
栗のヴァルテとパルメザンチーズ。メートルが、「白い泡が消える前にお召し上がりください。」とのこと。
この泡立てたソースが水のフランス料理なのかな~?
寒ブリのコンフィと地場産のブロッコリーのパレット仕立て呉羽の西洋ワサビ。この西洋わさびも泡状になっています。
米粉入りの自家製パン。これは、今まで食べたここのパンの中で一番美味。もちもちです~。バターは、左が海藻入りバター、右が、無塩バターです。無塩の方がおいしかったです。
フォアグラキューブに冨有柿とリンゴを添えて、蜂蜜のぱりぱりアクセント。フォアグラは、葉っぱに隠れてます~。濃厚な味わいです。葉っぱの上にも泡が。
真牡蛎と燻製ベーコン、クレソンと姫しいたけ、鴨肉と黄色ワインのジュレ。牡蠣のソースが何とも美味。
北海道産帆立貝柱、天然茸。ここにも、白い泡が。厚みのあるホタテが何とも美味しいです~。
やはり、この白い泡が,新しい。単なるメレンゲとも違う、優しい味がします~。
2個目のパンは、香辛料たっぷりのパンです~。
甘鯛の黒トリュフ載せ。甘鯛の鱗がパリパリでとってもおいしかった。今までトリュフは、数多く食べましたが、こんなに味の濃いものは、初めてでした~。「トリュフって、こんな味なんだ~。」て、初めて思いました~。
トリュフって、香りだけだと思っていた自分です。
ブリュターニュ産オマール海老、香ばしいカリフラワーの衣で。この衣が何とも言えず美味しいのです~。焦げ臭くもなく、本当にカリフラワ~?と、思うくらい香ばしくって美味。
3個目のパンです~。フランスパンのようですが、ちょっと違うような、、、。
メインのお肉は、それぞれチョイスできます~。妻君は、鴨のローストです。鴨の油が何とも言えません。美味。
私は、大好物の鹿肉のロースト。さっぱりの鹿肉に濃厚なソースが美味。
フロマージュ。一口のチーズでした。もうちょっとほしかった~。
シャンパーニュロゼのグラニテ。
デザートも4つの中からチョイスします。妻君は、「砂漠の薔薇」をイメージした、チョコレート菓子。「バラを崩してお召し上がりください。」とメートルさん。
壊すとこんな感じです~。ちょっと悲惨です~。(~_~;)
私は、雪をイメージした、ホワイトクリームのお菓子。甘くてクリーミーで美味です~。
ほかにも、別皿で焼き菓子が出ました~。ただし、以前のような、たくさんの中からのチョイスのほうが良いと思いました~。少々愛想もないです~。ちょっと小さいです~。(>_<)
最後にコーヒをいただきました。エスプレッソです。ほかには,紅茶やハーブティなどが選べます。
朝食は、タジン鍋と白木のお重が配膳されていました。以前は、洋食か和食をチェックイン時に選ぶシステムでしたが、変わっていました。メートルさん曰く、「色々と試行錯誤の結果このように和洋を取り混ぜたものに、変わりました。一度お試しください。」との事でした~。
壱の重には、洋食。蒸し鶏、クロワッサン(生ハム入り)、ミートボール、卵サラダ、などなどです。
弐の重には、和食。ごまあえ、出汁巻き、イワシの甘露煮、お浸し、卯の花、ちりめん、などなどです。
他には、お漬物各種、梅干し、海苔、ご飯などです。
タジン鍋の中は、豆乳鍋でした。お豆腐、豚肉、野菜が入っていました。豆乳は、あまり得意な方ではありませんが、臭みもなく食べることが出来ました。
お味噌汁には、卯の花が入っていました。アツアツが出てきました。
最後にコーヒーが出ておしまいです~。ちょっと飲んでしまいました~。( ^^) _U~~
お料理は、全体的に想像通り、あっさりとした感じです。以前のような濃厚感がありません。量も少々不足気味。通常コースは、13.000円ですが、今回は、19.000円にアップしているにもかかわらず、この量です。
息子を連れて来たら通常コースでは、絶対物足りません。ここのフォワグラソテーが大好きだった私にとって、フォアグラキューブでは、少々物足りませんでした。
これが今流行のフランス料理なのでしょうが、私には、少々物足りない印象です。以前のお料理が気に入っていましたので、この変化には少々困惑したのが正直な印象です。今回は、ランクアップしていたので、これだけの品数があったのでしょう。今まで食べていた通常コースなら、品数は確実に減ることでしょう。そう考えると、少々割高な感じは、否めません。
総評:時代の変化なのでしょうか。今までとは、施設面では、ほとんど変化はありませんが、サービス面が大きく変わったように思います。メンバーズ制の有料化と、お料理の大きな変化です。
以前この旅館は、前のフランス料理の味で、常連客を集めたものでしたが、お料理だけでは、ユーザーの希望には応えられなくなったのでしょうか。なんとなくさみしい。
新しいお料理は、決してまずい訳ではありません。むしろ、洗練されていて、今の流行のフレンチなのでしょう。ただ、料金と満足感に、隔たりがあるように思います。
多少高価でも、満足感と満腹感があれば、私は高いとは思いません。美味しいけど物足りないというのが正直な感想です。
今回は、大変お得なプランでしたので、コスパも悪くありません。しかし、正規の宿泊料金で考えると、お料理がワンランク下がって、この価格になると、コスパはかなり悪いものになります。
以前は、平日でもかなりの予約があった宿です。現状は、かなり厳しいと言わざるを得ません。
再訪があるかと尋ねられると、少々考えさせていただきたいと言わざるを得ません。これは好みの問題です。やはり私は、少々こってりとした、昔のスタイルのフランス料理が好きなのでしょう。
決して悪い宿ではないし、設備もスタッフも悪くないです。でも、お値段と比例しているかどうかは評価の分かれるところだと思います。身近な行きつけ宿ですので、何とか頑張っていただきたいのが、正直な感想です。
ご訪問ありがとうございました。
次回は、行きつけの和食料理屋「椀」さんをご紹介いたします。