待ちに待った、ななつ星の旅が近づいてきました。この冬には、妻君の出発直前の怪我によりキャンセルとなりましたが、どうにか再び旅できることとなり、半年遅れの出発です。

自宅には、出発の最終案内のグッズが多数寄せられました。やはり、瑞風や四季島に比べると少々簡素なものですが、いよいよだな~とは思いました。トレードカラーの箱。


中には、スーツケースに付けるタグ。6号車の2号室。偶然でしょうか?2月出発と同じ部屋です~。ひょっとしてデータがそのまま残っていたのかな?なんだか不思議です~。


クリアファイル。行程表が入ってます。


立派な紙ですが、少々簡素です。


なぜか切符が、、、。四季島のようなことなのか、、、、でもちょっと意味合いが違うみたいでして、、、。理由は後でわかります。また、右側のタグは、最寄駅の乗り降りの際、切符の代わりになるようです。フリーパスみたいなものです~。


集合時間は、10時半。金沢からでは、いかなる交通手段でも(車は別ですが)当日出発では無理なことですので、前泊いたしました。JR系列のホテルに宿泊。このホテルでは、隣室の外国人宿泊者が騒いでいて、お部屋の変更を希望。ホテルの対応は、大変スマートでした。UPグレートのお部屋を用意していただき感謝です。


当日は、スタッフがわざわざホテルロビーまでお迎えに来てくれました~。朝9時50分ロビー出ました。クルーらしき女性がすでに待っていました。とっても感じがいいです~。

ななつ星ラウンジ金星がわかりにくいそうで、お出迎えが慣例とのこと。確かにホームからは離れていますが、そんなに難しくなかったです。でも、お出迎えはいいサービスです。他の列車にはなかったサービスでした。そしていよいよラウンジに到着。いい感じです~。


明るいスペースで、瑞風、四季島のラウンジよりとっても広くて明るくすっきりしてました~。


何となく開放的。


ウエルカムのドリンク。とてもテキパキしてます。


そして飲み物とデザート。とっても美味なブランマンジェ。手馴れてます。


前述の出発前に届いた切符、ここで登場です。ここで切符を切るのです~。この儀式、ようは改札。はさみで切符に「パチン」。この人は、この列車の一番偉い方。とっても気さくな方でした。此の先が楽しみです。


セレモニーも、さすが5年もやっていると、簡素でスムーズ。全員で乾杯があって、いよいよ出発です。他の旅では、ラウンジでかなり待ち時間があったのですが、ほとんど無駄のない時間。

初めての人には、ちょっと愛想もないかも、、。


あれこれしているうちに、号車別に出発です。いたってスムース。出発のベルとともに改札口を出ます。3号車の乗客から出発。われわれは、6号車なので、まだまだです~。


スタッフの案内でホームに着くと、小豆色の車両。とってもきれい~~~。待っていてくださった、博多駅長と記念撮影。ホームには、われわれだけですが、すぐに乗車、あれこれ見て廻る時間はありませんでした。ちょっと残念。でも、今から幾らでも見られます。


外観を楽しむ時間もなく、車内へ。とってもシックで、造作が凝っています。とってもきれいです。


4日間お世話になる、602号室。


室内は、とっても広いです。瑞風、四季島より、断然広く感じられました~。定番ですが、このシートは、夜はベットです~。


テーブルには、右から、水と観光案内のイヤーフォン、真中にクッキー。左は、私だけに支給された、タバコの吸える駅と灰皿の一番近い号車番号が書き込んである表です。これは助かりました。

タバコだけでなく、停車時間や細かな情報が載っていて、とっても便利です~。


一番左には、アメニティの巾着袋があります。男性用と女性用の結び目が違います~。


窓も、カーテンだけでなく、障子もあり、これも組子で作られています。


テーブル下にある、冷蔵庫です。ビール、水、ジュース類が入っています。ただし、我々があまり飲まなかったせいもありますが、この後補給がなかったのです~。他の列車では毎日補給されたのに、、、、。ちょっとびっくり。


お部屋の廊下の壁は、瑞風のような開閉式でなく、四季島同様に密閉型。でも、ガラスにも組子がはめられていて、とってもきれいです。


すべてが木材で構成されていて、とってもきれいです。5年経過には見えません。




動力を積んでいない客車ですので、パンタグラフも無いので、天井を高く作っております。これが開放感を生んでいるのかもしれません。1両に3室は、瑞風、四季島と一緒なのですが、ななつ星は、とってもお部屋が広く感じます。 


トイレと洗面とシャワーです。ここも木材が豊富に使われています。


洗面は、柿右衛門だそうです~。


シャワーも木が張ってあります。


シンボルマークの付いたタオル類。このタオル類も高価で、手が出ませんでした。


 すのこも、凝ったつくりです。


鍵は1つ。大きなキーホルダーで、なくすこともありません。ちょっと外出時は、邪魔でしたが、、。


すぐに、昼食の時間となります。1日目は、最前列の席でした。毎回席は変わります。


機動車が目前です。何ともノスタルジックで、いい感じです。


1日目の昼食は、お寿司です~。


一皿目。列車内で、大将が握ってくれます。


2皿目。どれもおいしいです~。舎利もほんのり暖かく、米が締まっていないので、美味しいです~。


1号車の車内。みなさんたのしそうです~。1号車は、とても開放的。2号車でも食事は始まっています。


そしておつゆ。シンジョらしいですが、私の思うものではなかったですが、すべて美味しいです。アツアツです。何よりのごちそうです。


食事の間には、機動車の付け替え作業です。


先頭が7号車に変わります。前に回り込む様子です。


そして3皿目。どのお寿司もおいしいものでした。満足。特に卵が美味しかった~。


デザートまでありました。甘い梨。


そうこうしているうちに、門司港駅に到着です。終点ですので、バックで入線します。


5年を経過していてもまだ見物の方々がいらっしゃいます~。


じーも君と記念撮影。


なんともきれいな車体です。吸い込まれそうです~。




ガイドさんが案内。


門司の街を探訪。




関門橋です。


お天気にも恵まれて、最高に気分がいいです~。






門司が、バナナにたたき売りの発祥の地とは知りませんでした~。


一通り観光の後、門司港駅に戻りました~。じっくりと列車を見物です。


みなさん、駅でゆっくりと鑑賞です。


列車のドアガラスです。ステンドグラスがきれいです。


廊下のオブジェ。各県が号車ごとに表示。ここは熊本。


廊下には、こんなものも。行程表です。


何度見てもきれいな内装です。


ブルームーンの天井です。凝ったつくりです。


ティータイム。このコーヒーカップとっても気に入ったのですが、お値段が、、、。手が出ませんでした。


クッキーとともに。


旅は1日目。これから宇佐神宮に向かいます。どんな神社でしょう。初めて聞くのですが、、、。

旅は始まったばかりですが、列車の乗り心地は、今までで一番いいかもしれません。あまり良い線路とも思いませんが、揺れは最小限です。走行音も、機動車が先頭車だけのせいか、とても静かです。

昔、客車を機動車で引いている時代、出発時のガチャガチャガチャ~ンという、連結器の引っ張られる不快さが全くないのがすごく不思議でした~。ディーゼル特有の不愉快な変速ショックもなく、いたってスムーズな乗り心地です。旅が楽しみになります。

NO2に続きます。御拝読ありがとうございました。