以前から一度は泊まってみたいと思っていたあさば。ここの名物としてある能舞台は、我が家とは、少なからず縁のある建物です。この能舞台は、加賀藩の支藩である、大聖寺藩の能舞台を移築したものであるらしい。私の先祖は、大聖寺藩の筆頭家老を務めていて、最後の殿様が亡くなった時に、昔からの習わしである「追い腹」をして、殿様と一緒に切腹しております。そのため、大聖寺藩の菩提寺である実性院にある、殿様の墓の横に我が家の墓もある関係で、一度は見てみたいと思っていました~。
ただ、あさばに関する情報が意外に少ないので、色々と迷ったことも事実です。

連休の明けた翌週、晴天の中ドライブに出発。行きは上信越道経由で修善寺へ。ちなみに、帰りは新東名でした。日曜日のため少々時間をとられて、6時間のドライブでした。走行距離は、550Kでした。途中相変わらず覆面パトと3台遭遇。幸いにも私は無事でしたが、私を追い抜いた車は、目の前で捕まっていました~。くわばら、くわばら。(―_―)!!
諏訪湖サービスエリアです。日曜日なので、さすがに車は多いです~。お天気は快晴で絶好のドライブ日和。





修善寺の町は、思っていたより道が狭くて、びっくりしました~。伊豆には、何度も来ていましたが、修善寺だけは通過していました~。細い道をナビ頼りに走行していると、見覚えのある古い門を発見。あさばです~。



あさばの入り口です~。車寄せは、1台でやっとの広さです~。


今では珍しい、盛り塩があります~。


風格がありますね。


いつも宿の方がいらっしゃるので、無人の玄関はなかなか撮れませんでした~。


門をくぐると男衆さんのお出迎え~。うち水をした玉砂利が心地よい。続いて仲居さんが出てきました~。
玄関の様子です。砂利が乾くとすぐにお水をまいていました~。




当初メールのやり取りで、2階の「松風の間」を予約していたが、宿のご厚意で、「1階の広いお部屋でゆっくりと過ごしてください。」との事で、「雨月の間」に、変更して頂ける事と成りました。しかも「松風」は、空室にして頂いております。初めての宿泊でグレードアップとは、申し訳なかったです~。

見取り図です~。





玄関を入ってすぐに、有名な能舞台が見えます~。「これか~。」



ロビーは、こんな感じです~。






玄関を入るとお土産物の販売コーナーも、何となく風情があります。




古い建物ですが、中は、きれいに改装されています。和モダン?
玄関を入って、左側には、サロンがあり、コーヒーやジュースをセルフで飲めます。この一角は、何とも洋風な雰囲気です。

今までに経験をしたことのない、古いものと新しい物が混在しているのですが、なぜか違和感がありませんでした~。




玄関を右手に進むとお部屋に続く廊下です。



これは、2階の廊下です。


綺麗に清掃された館内。今までに訪れた宿で、一番の清潔さ。窓ガラスに至っては、曇りひとつない綺麗さに感動してしましました。何度も景色を見ていて、額をぶつけてしまうほどでした~。能舞台の景色も素晴らしい。静かで壮麗な景色が広がっています。




サロンのある建物です。



雨月の間からの能舞台です~。思ったより能舞台が近いのでびっくりしました~。でも、細部まで見ることが出来て、良かったです~。



中央1階が雨月の間です~。




雨月のお部屋です。能舞台の真ん前にあります。かなり近い場所にあり、迫力満点です~。2間続きのお部屋で、広い縁側もあります~。松風よりもかなり広いです~。



主室です。改装修理されているのでしょう。きれいで新築かと思うほどです~。床の間もシンプルで上品です~。


続き間です。夜は、寝室になる場所です。


広い縁側です。畳も敷かれていて、気持ち良いです。縁側一面のガラスも曇りひとつない綺麗なガラスに感心しました~。






お風呂もきれいに清掃され、菖蒲の葉も置いてありました。この雨月の間は、大浴場や貸切風呂に一番近いお部屋ですので、1度も利用しませんでした~。




トイレも、広すぎるくらいです~。





お部屋には、浴衣2組と羽織も2組用意されていました。



また、パジャマも用意されていたのには驚きました。



お茶をいただき、一服。




夕方には、男衆さんが、船に乗って、行燈を池に浮かべてゆきます~。何とも優雅な雰囲気です~。何とも静かな時間が流れています~。



能舞台の前まで、進んでいきました~。




夕食まで、時間があるので、修善寺をひとまわりしました~。狭い町ですので、短時間でした~。

竹林の小道は、そぞろ歩きの観光客が一杯でした~。


町名にもなっている修善寺です。修善寺が曹洞宗とは知りませんでした~。ちなみに我が家も曹洞宗です~。


この手洗い場のお水は、お湯でした~。たくさん神社仏閣に行きましたが、お湯の手洗い水は、初めての経験でした。




一角には、達磨さんの石が、、、。意味は分かりませんでしたが、、、。


独鈷の湯です。川の真ん中にあります~。入浴禁止の看板がありましたが、周りから丸見えですので、入る人はいないのではないでしょうか?




いつもご訪問いただきありがとうございます。
次回は、施設編②.お風呂を中心にお伝えいたします。